いつだってそこには君がいた。
がくがく、ロボットのような堅い動きしかできなくて、はたから見たら絶対変な人だ私。
振り返るとやっぱりそこには高橋くんがいて、隣には結城くん。
高橋くんの眠たそうにとぼけた顔が一瞬で驚きに満ちた顔になる。
み、見られた……っ!
恥ずかしさと照れと、いろんな感情が入り乱れて目を思い切り閉じた。
「ひ、日高なの……?」
「うん……」
「まじか。え、え……」
暗闇の中で高橋くんの動揺したような声が聞こえる。
「どう、かな……」
声が、震えた。
だけど、この変身は。変化は。君が、君に見てほしくて、可愛いって思ってほしくて、頑張ったから。
感想が聞きたい。
だけど怖くて目は開けられそうにない。
「どうって……ええっと……」
「やっぱり、変、かな……」
「変じゃねぇーよ!可愛いよ!あっ」
目を開けると赤面した高橋くんと目が合った。
しまったと言わんばかりの顔の赤さに思わずこぼれる笑み。