いつだってそこには君がいた。



顔がこわばるのが自分でもわかった。


でもそれとは対照的に「なにイメチェン!?」「かわいい!」と明るく話しかけてくれる彼女たちに硬くなっていた心がほぐれていく。


ほ、ほんと……?



「変じゃ、ないかな……?」


「全然!むしろなんで今までメガネしてたのって感じだよ?」


「そうだよ!日高さんのメガネしてない姿初めて見たけどこっちのほうがいいよ!」


「ありがとう」



こんなに褒められるなんて思ってもなかったから、本当に嬉しい。


あまりにみんなが褒めるから、照れくさくて、鎖骨あたりにある自分の髪の毛を触って誤魔化した。


顔、ニヤケちゃってるかもしれない……。



「ん?みんななにしてんのー?」



調子に乗っちゃいそうだった私のもとへ届いたそのクリアな声に再び身体の動きが停止する。


後ろから聞こえたこの声は……まさか……。



「あ、愛希も見てよ!日高さんちょー可愛いのっ!」



やっぱり高橋くんだ……!

ど、どうしよう……!



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