彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)
「なんだよ・・・そうならそうと、早く言えよ。」
「ごめんなぁ、凛!全然気づかなかった。」
「え?」
そう言って、何かに納得したような顔をする烈司さんと瑞希お兄ちゃん。
何のことだと思っていたら、その疑問は解かれた。
「「凛は、中坊だったんだな。」」
「・・・・・はい?」
ちゅうぼう?
え?
ご飯作る場所がどうしました??
「どーりで・・・体が小さいわけだよな・・・。法律では働けねぇー新聞配達は別だけど。」
「え?」
「つーか、お前!俺と会った時、9歳って自己申告したよな!?」
「えっ?」
「瑞希ー6、7歳を聞き間違えたのかよー?」
「おっかしぃなぁ~・・・9歳って、聞いたと思ったんだけど・・・」
「ええ!?」
あれ?そういう意味!?
そう解釈(かいしゃく)した!?
ていうか~
(また勘違いされてる方向!?)
「ち、違います!9歳であってます!」
「え?そうなのか?」
「ほれみろ!俺、聞き間違いじゃないじゃんかー!?」
「じゃあ、なんで法的に無理って言ったんだ?まさかお前・・・外国人?」
「それも違ーうっ!」
また、おかしな方向へ向かってる!
だけど、このままじゃ、誤解が誤解を呼ぶー!
(こんなことなら、きちんと否定してればよかった!)
〔★凛は遅い後悔をした★〕
「凛、何が問題あるんだ?悩みがあるなら、俺に言ってみろ。」
「う、ううう!ウウ・・・違う・・・!」
瑞希お兄ちゃんの問いに、必死で答えを探す。
正直に言ったら、呆れられて嫌われる。
だったら、そうならないように何とかしなきゃ!
なんて言えばいいの!?
返事に困ってあたふたしていたら言われた。
「わかった。」
「烈司さん・・・!?」
「烈司?」
瑞希お兄ちゃんの仲間が言った。
「もしかするとこれはー・・・」
私を見ながら烈司さんは言う。
「瑞希が貧乏そうに見えるから、遠慮してんじゃねーか?」
「なんでそうなるんですかぁー!?」
「誰がボンビーボーイだっ!?」
〔★誤解はひどくなっていた★〕