彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)


「馬鹿者。『龍星軍4代目』がどれだけ、的にされてるかわかってないようだな?総長をする以上、自分のため、周りのため、平日は早退、遅刻、欠席する心構えでいなければ務まらんんぞ?」

「そ、そうなんですか!?」



(・・・言われてみればそうかも。学校のヤンキーって、みんな中途半端な感じでしか、教室に顔出さない。最初から最後までいる子ってあんまりいなかったかも・・・・)





そんなことを思い出していれば、ため息交じりの声が響く。





「まったく・・・これが俺達の後輩など・・・瑞希。どんな教育をしてんだ?サボりの一つも、躊躇(ちゅうちょ)するのか?」

「あ?俺の勝手だろう?つーか、今のは単純に、びっくりしたって言うリアクション取っただけだぞ?凛は、授業をバックレるぐれー朝飯前だ!なぁ、凛!?」

「え?」





朝飯前って・・・いやいや。





(なにこれ・・・私、サボってまで、お祓いに行くってことになってる・・・!?)


「み、瑞希お兄ちゃん、それって・・・・!?」

「ちょっと、みーちゃん!そんなに急がせることないじゃない?サボるサボらないは別としてぇ~イオリンも、人を小ばかにする言い方やめなさいよ!」

「モニカちゃん。」

「ふん。事実を言って何が悪い?」

「あんたが口にしなくてもわかってるのよ!だいたい、ヤンキーにだっていろいろあるでしょう?あたしみたいなのだっているわけだし・・・あたしも、サボれって言った手前、あれだけどさー・・・少しさぁ~凛ちゃんの都合、考えなさいよ!」

「モニカちゃん!」

「うっ!」





困ると言う前に、モニカちゃんが助け舟を出してくれた。

これに瑞希お兄ちゃんは、拗ねたような顔になる。





「~~~~それ言ったら、お祓いの日だってそうじゃんか!?烈司、3日後がダメなら、次はいつになるんだ!?」




「3か月後。」


「「3か月ぅ!?」」


「極端だな、オイ!?」

「わはっははははは!!」

「3日後を逃せば、90日後か・・・・」





スマホをいじりながら、猫のような口で返事する烈司さん。

これに声をそろえて絶句する私とモニカちゃん。

それに瑞希お兄ちゃんがツッコみ、百鬼が笑えば、眼鏡が言った。




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