彼は高嶺のヤンキー様(元ヤン)
瑞希お兄ちゃんに連れられて、向かった先は――――――
「凛ちゃ~ん♪モニカちゃんのお部屋に、ようこそいらっしゃーい!」
「モニカちゃん!?」
一階の店舗ではなく、モニカちゃんのプライベートルーム。
足を踏み入れての感想。
「すごく綺麗・・・可愛い。」
キレイに整とんされてるというだけじゃなくて、室内のインテリがよかった。
(まるで、女の子の部屋そのもの・・・・あ、モニカちゃんは女の子だった・・・)
部屋を見回しながら考えていれば、甲高い声が響く。
「やん♪ホント、凛ちゃ~ん?モニカ、うれしーい!さあさあ、モニカちゃんのお膝の上においで~」
「―――――するわけねぇーだろう!凛たん、そっちに瑞希と座りな。」
「セクハラを止めろ、馬鹿者。」
「わははははは!」
「あん!?なによ、アンタ達~!?あたしと凛ちゃんの中を邪魔する気~!?」
「烈司さん、獅子島さん、百鬼、さん・・・・」
暴走気味のモニカ太ちゃんを止めたのは、他の先輩達。
「瑞希、凛たんとそっち行け。壁しろ、壁。」
「言われなくても、ガードするぜ。来いよ、凛。」
「は、はい!」
言われるがまま、用意されたクッションに座る。
その際、野獣と目があう。
奴は、私を見るなり、にやりと悪そうに笑ってから言った。
「わはははは!ぐっすり寝れただろう、凛助!?」
(それが第一声!?謝る気0か、こいつは~!?)
わびることなく笑う相手を、ジロッとニラみながら答える。
「おかげさまで、悪夢にまでうなされましたよ・・・!」
「そうか、そうか、わはははははは!」
(ホントにこいつは・・・!)
〔★凛からの皮肉、皇助には利かなかった★〕