【完】ヴァンパイア、かなしのレビュー一覧
5.0
ーーー「僕は人間でありたい」
ヴァンパイアである事
光の世界を避けていた
ヴァンパイアの少年
紫倉・ブルーム・エルザ
校内のピラミッドの最上層住人
応援団団長・赤嶺 和真
ーーー「私は君に、もっと日のあたる所をみせたいだけなんだ。だって、世界はこんなにも幸せで溢れてる。」
貴女はどうして僕を光の世界に誘うの?
貴女は僕にとって眩しくて仕方がない存在だったのに…
貴女を見ると
貴女と会話をすると
貴女に触れると
僕の中の『化物』が目を覚まし
貴女を食べてしまう…
ヴァンパイアにとって逃れられない宿命
ーーーヴァンパイアの呪い
どうかお願いします
僕の中の化物(キミ)
僕は人間でありたい。
ちっぽけだけど悲しくも愛しい物語。
ラストは涙なしでは読めません。
目立たないように、ひっそりと、人間社会の影に溶け込んで生きていけたらいい。 そう願っていたヴァンパイアの血を引く少年、エルザ。 そんなエルザの前に、まるで嵐のように現れたのが、女応援団長の和真と副団長の荘司。 和真は凛々しく美しく、何事にもまっすぐな目を向ける。 お調子者の荘司は、その実、誰よりも思いやり深い兄貴肌。 二人の勢いに引っ張られ、戸惑ったり落ち込んだりしながら、エルザは自分の力で前に進み始める。 自分の心に正直に向き合い、楽しそうに笑うようになるエルザが微笑ましかったです。 だからこそ、ヴァンパイアの呪いに蝕まれていく姿、弱った体でヴァンパイアの狂気的象徴と戦う姿は、やるせなく、残酷でした。 恋に落ち、愛を知り、優しさに生きた一人の少年。 彼の純粋な生き様を描く、ちっぽけで美しい物語です。
目立たないように、ひっそりと、人間社会の影に溶け込んで生きていけたらいい。
そう願っていたヴァンパイアの血を引く少年、エルザ。
そんなエルザの前に、まるで嵐のように現れたのが、女応援団長の和真と副団長の荘司。
和真は凛々しく美しく、何事にもまっすぐな目を向ける。
お調子者の荘司は、その実、誰よりも思いやり深い兄貴肌。
二人の勢いに引っ張られ、戸惑ったり落ち込んだりしながら、エルザは自分の力で前に進み始める。
自分の心に正直に向き合い、楽しそうに笑うようになるエルザが微笑ましかったです。
だからこそ、ヴァンパイアの呪いに蝕まれていく姿、弱った体でヴァンパイアの狂気的象徴と戦う姿は、やるせなく、残酷でした。
恋に落ち、愛を知り、優しさに生きた一人の少年。
彼の純粋な生き様を描く、ちっぽけで美しい物語です。
僕の中には化物がすんでいる。
化物にはなりたくない、人間でありたい。
ひっそりと生きるヴァンパイアと、彼をひだまりにつれていった彼女の『かなしい』物語。
ヴァンパイアというファンタジーの物語でありながらも、ドラマチックというよりも現実味のある身近なものに感じました。
普通に生きて、普通に恋をした、とても人間らしい物語。
だからこそ切なくて、胸が痛くなるけれど、どこか温かい。
最後の選択も人間らしい選択だったと思います。人間であるからこそ、彼は愛する彼女のため.......。
ぜひ最後まで見届けてほしい物語です。
現在社会にひっそりと生きるヴァンパイア、エルザ。応援団の女団長、和真との運命の出会いにより、彼の日常は少しずつ変わっていく。しかし、ヴァンパイア一族には悲しい呪いがあって・・・というストーリー。
もともと学校であまり人と深く関わらず、日陰の世界にいたエルザが、和真や荘司先輩とのイキイキしたやり取りによって、日のあたる場所に少しずつ足を踏み入れていく様子にドキドキします。和真のまっすぐな心がカッコよくて魅力的です。
また、リアルな学校生活を描きながらも、西洋の雰囲気が漂う文章や描写等、作品の世界にも引き込まれました。
この世界の中ではちっぽけ、だけど彼らが一緒に過ごした時間は確かに存在していた。美しくて、悲しく愛おしい物語。是非ご一読を!
現代にひっそりと生きるヴァンパイアの少年、エルザ
1人の方が楽しい、苦しくない
そんな彼の日常を壊したのは、1人のある少女だった
この物語を表すとするなら、ちっぽけなもの
だけどかなしくも、温かい愛の物語
1人の少年の物語をぜひ