White Magic ~俺様ドクターの魔法~


会場に入ると、懐かしい面々が集まっていて、それだけでテンションが上がる。

「もも~!久しぶり!!」


「美穂!」


一番初めに声を掛けてくれたのは美穂だった。
美穂は、2年の時に同じクラスだったが、卒業してからは疎遠になっていた。

「ももは、相変わらず綺麗やね!」


「褒めても何も出ないよ〜。美穂こそ全然変わってないね。10代って言っても通るんじゃない?」


美穂は、小柄でどちらかと言うと可愛いタイプ。
「パーマ禁止!」と生徒指導の先生にも注意されるくらい、天然なのにウェーブがかかってる。
それがお人形さんのようで、羨ましかった。


「またまた〜あっ、束ちゃん!」


美穂は私の隣にいる束ちゃんに気付くと、手を振っていた。

遠慮してか離れていた束ちゃんも、美穂に呼ばれたのでやって来た。


「み、み、み美穂ちゃん」


めっちゃ噛んでるし。面白すぎる。束ちゃんめちゃくちゃ面白い!

束ちゃんと美穂の様子も見ていたかったが、お邪魔なので

「あっ、華ちゃん久しぶり!」

と、他のグループの所へと向かった。



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