White Magic ~俺様ドクターの魔法~
お腹いっぱいになるくらい、思い出話に花を咲かし、同窓会もお開きになった。
そして店の外に出てみんなどうやって帰るかを話していた。
「もも、どうやって帰るの?」
「えっ、バスで帰ろうかな・・・それよりさ・・・」
私は束ちゃんの腕を自分の方へ引き寄せ、小さな声で聞いた。
「美穂とはどうなったの?」
「あぁ、連絡先は交換した」
照れくさそうに言う束ちゃんに私も笑顔になっているのがわかった。
「そうなん?よかったやん!頑張ってね!」
束ちゃんの肩を叩いて励ました。
「ありがと」
嬉しそうに笑う束ちゃんを見て、私もよかったと頷いていると、急に束ちゃんの顔が強張っていくのがわかった。
気分でも悪いの?と声を掛けようとしたが、束ちゃんが声を発する方が早かった。