甘いヒミツは恋の罠
※ ※ ※
「おはようございます。皆本さん」
「あ、おはようござます……あの、この間はすみませんでした」
朝、出勤すると隣の席の結衣がにこりと挨拶をしてきた。紅美は先日のフェアで自分が余計なことを言ってしまったことを思い出して頭を下げた。
「え? 何がですか? もしかして……沢田さんの言ったこと、気にしてますか」
「それは……」
気にしていないといえば嘘になる。幸い当の本人は席を外して不在だった。
「沢田さん、きっと皆本さんに嫉妬してるんだと思います。沢田さんは皆本さんがここに異動になる前まではデザイナー部ではエースでしたから、朝比奈店長にも認めてもらいたくて躍起になってるんです……でも、悪い人じゃないんですよ、だから許してあげてくれませんか?」
結衣にそう言われては首を縦に振るしかなかった。けれど、勝手に嫉妬の目を向けられて、心無いことを言われるにも程がある。
「おはようございます。皆本さん」
「あ、おはようござます……あの、この間はすみませんでした」
朝、出勤すると隣の席の結衣がにこりと挨拶をしてきた。紅美は先日のフェアで自分が余計なことを言ってしまったことを思い出して頭を下げた。
「え? 何がですか? もしかして……沢田さんの言ったこと、気にしてますか」
「それは……」
気にしていないといえば嘘になる。幸い当の本人は席を外して不在だった。
「沢田さん、きっと皆本さんに嫉妬してるんだと思います。沢田さんは皆本さんがここに異動になる前まではデザイナー部ではエースでしたから、朝比奈店長にも認めてもらいたくて躍起になってるんです……でも、悪い人じゃないんですよ、だから許してあげてくれませんか?」
結衣にそう言われては首を縦に振るしかなかった。けれど、勝手に嫉妬の目を向けられて、心無いことを言われるにも程がある。