甘いヒミツは恋の罠
(やっぱり出ない……)
紅美は、仕事の合間や昼休みに朝比奈の携帯に何度も電話をかけたが、どういうわけか留守電にもならなかった。
(余計な心配……なのかな?)
わざわざ自分が気を揉む必要などない。と思う反面、会社を私用で休む朝比奈が心配になる。仕事のことで朝比奈に相談したいこともあったが、結局連絡が取れないまま一日が過ぎようとしていた。
「皆本さん」
「え? あ、はい?」
朝比奈のことを考えていると、不意に隣から結衣に声をかけられてはっとなる。
「皆本さんが前に探してた資料、偶然見つけたので置いておきます」
「すみません、助かります。あの、朝比奈店長から電話受けた時、他になにか言ってませんでしたか?」
「え……?」
「あ、あの! えっと……」
不思議そうな結衣の視線に、何を言っているのだろうと失言を撤回しようとした。
紅美は、仕事の合間や昼休みに朝比奈の携帯に何度も電話をかけたが、どういうわけか留守電にもならなかった。
(余計な心配……なのかな?)
わざわざ自分が気を揉む必要などない。と思う反面、会社を私用で休む朝比奈が心配になる。仕事のことで朝比奈に相談したいこともあったが、結局連絡が取れないまま一日が過ぎようとしていた。
「皆本さん」
「え? あ、はい?」
朝比奈のことを考えていると、不意に隣から結衣に声をかけられてはっとなる。
「皆本さんが前に探してた資料、偶然見つけたので置いておきます」
「すみません、助かります。あの、朝比奈店長から電話受けた時、他になにか言ってませんでしたか?」
「え……?」
「あ、あの! えっと……」
不思議そうな結衣の視線に、何を言っているのだろうと失言を撤回しようとした。