甘いヒミツは恋の罠
「朝比奈社長! あ、あの! 突然電話してしまって……すみません、皆本です」
『皆本? あぁ、フェアの時に会った……。どうかしたのか?』
「朝比奈店長が……!」
完全に頭が混乱していて何を最初に話せばいいのかわからない。とにかく落ち着いて事情を説明してくれと言われ、紅美は何度も深呼吸を繰り返した。
「今日、朝比奈店長が会社を休んでて……さっき電話をかけたら、ものすごく苦しそうだったというか、何かあったんじゃないかって思って……でも、朝比奈店長の自宅がわからなくてどうしていいか……」
自分でも稚拙な説明だとわかる。けれど、朝比奈社長はうんうんと相槌を打ちながら状況を呑み込んだようだった。
『皆本? あぁ、フェアの時に会った……。どうかしたのか?』
「朝比奈店長が……!」
完全に頭が混乱していて何を最初に話せばいいのかわからない。とにかく落ち着いて事情を説明してくれと言われ、紅美は何度も深呼吸を繰り返した。
「今日、朝比奈店長が会社を休んでて……さっき電話をかけたら、ものすごく苦しそうだったというか、何かあったんじゃないかって思って……でも、朝比奈店長の自宅がわからなくてどうしていいか……」
自分でも稚拙な説明だとわかる。けれど、朝比奈社長はうんうんと相槌を打ちながら状況を呑み込んだようだった。