甘いヒミツは恋の罠
午後のミーティングでは、クリスマス限定のアクセサリーについて話し合いがされる。おそらく長丁場の会議になるだろう。
「皆本さん、ミーティングに必要な資料をピックアップして人数分揃えておいてくれませんか? 本当は私がやらなきゃいけないんですけど、ちょっと電話をしなきゃならないところがあるので……」
「あ、はい、わかりました」
結衣が申し訳なさそうに言うと、紅美は笑顔で引き受けた。
「そんなの北野さんの仕事じゃないでしょう? 全部、皆本さんに任せておけばいいんですよ」
「な……」
鼻で嗤いながら沢田に横槍を入れられると、思わず言い返しそうになって紅美は出かかった言葉を呑み込んだ。
(うぅ~沢田のやつ~! いちいち腹立つ!)
時刻を見るとミーティングまであと二時間。紅美は沢田の嫌味を無視して、資料室へ向かった。
「皆本さん、ミーティングに必要な資料をピックアップして人数分揃えておいてくれませんか? 本当は私がやらなきゃいけないんですけど、ちょっと電話をしなきゃならないところがあるので……」
「あ、はい、わかりました」
結衣が申し訳なさそうに言うと、紅美は笑顔で引き受けた。
「そんなの北野さんの仕事じゃないでしょう? 全部、皆本さんに任せておけばいいんですよ」
「な……」
鼻で嗤いながら沢田に横槍を入れられると、思わず言い返しそうになって紅美は出かかった言葉を呑み込んだ。
(うぅ~沢田のやつ~! いちいち腹立つ!)
時刻を見るとミーティングまであと二時間。紅美は沢田の嫌味を無視して、資料室へ向かった。