甘いヒミツは恋の罠
「あ、皆本さん!」
エントランスに入ると、受付嬢から呼び止められた。
「あの、先ほど皆本さんのお母様という方からお電話がありまして……」
「え……?」
わざわざ会社の方にまで連絡を寄越すのならよほどのことがあったのだろう。嫌な焦燥感を覚えながら受付嬢にお礼を言う。
「もうお帰りのようでしたので、その旨お伝えしたんですけれど……なんでも会社の責任者と話がしたいからって聞かなくて……店長にその話をしたら回してくれって――あ! 皆本さん!?」
(朝比奈店長に!? な、なんで……!?)
紅美は戸惑う受付嬢の話を最後まで聞くことなく店長室へ走った。
エントランスに入ると、受付嬢から呼び止められた。
「あの、先ほど皆本さんのお母様という方からお電話がありまして……」
「え……?」
わざわざ会社の方にまで連絡を寄越すのならよほどのことがあったのだろう。嫌な焦燥感を覚えながら受付嬢にお礼を言う。
「もうお帰りのようでしたので、その旨お伝えしたんですけれど……なんでも会社の責任者と話がしたいからって聞かなくて……店長にその話をしたら回してくれって――あ! 皆本さん!?」
(朝比奈店長に!? な、なんで……!?)
紅美は戸惑う受付嬢の話を最後まで聞くことなく店長室へ走った。