青春時代!



「分かんない。

悔しいけどそれが今の現状」



なんとなくは分かってた

雪の視線目線、表情、態度

福井豪に向けられるものが

どんどん良くなっていくこと



これは誰が見てもわかる



「雪が、迷う気持ちも分かるけど....


少しは航の気持ちも考えてあげて欲しいの....。!」


「気遣いありがとう


もう、心はー決まりかけてるから」


ニコっと笑った雪





合宿は、終わったけど


まだ 賢や航のことは

頭から消えてくれない。




いつになったら、



私に幸せな恋が、

訪れるのかな。





なんて窓の外を見ながら考えていた





そしたら


ポツポツ雨が降ってきた


風も強くなってきた



「はぁ....」



そこで私は眠りに落ちた



夢の中では




大雨や暴風で

わたる ことのできない橋

の前で私が泣いていて



そこである人がきて

「大丈夫」



って言ってくれて

賢くて、運動神経よくて、


その人の言葉で言動で



風も雨も止んだの



そしたら


虹が出て。






そんなロマンチックな夢を見てた





そうこれが、今考えると


出会いだったのかもしれない



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