幸せにする刺客、幸せになる資格
ダメだ。
涙が止まらない。
紅葉が死んだときでもこんなに泣かなかったのに。
「ありがとうございます・・・」
『お父さん、お母さん、ありがとう』
『それもこれもお前が徳文くんについていいことばかりをずーっとお父さんに言って洗脳されたせいかもね、アハハハ』
「お茶、頂きます」
すっかり冷めたお茶だけど、のどの渇きを癒すには丁度よかった。
それから山形家でお昼ご飯をごちそうになった後、亜香里とつかの間のデートをした。
"スーツ姿のデートもいいね"って彼女ははしゃいだ。
寒いからコートを着てしまうし、あまり変わらないと思うけどね。
街に出て、ウィンドウショッピングを楽しんで、車の中でそっとキスをして・・・
夕方彼女を家に送り、自分は大和をダイちゃんの家に迎えに行って帰宅した。
『亜香里ちゃんのおうちに行ってきたんでしょ?お父さん、頑張ったの?』
大和の"頑張った"の論点がどこなのかは分からないが、とりあえず大和にとっては良い方向にはなったはずだ。
「亜香里ちゃんのお父さんお母さんに、亜香里ちゃんがここに住んでいいかどうか聞いてきたんだ」
『どうだったの?』
「OKが貰えたよ」
『やったぁ!お父さん、良かったね』
涙が止まらない。
紅葉が死んだときでもこんなに泣かなかったのに。
「ありがとうございます・・・」
『お父さん、お母さん、ありがとう』
『それもこれもお前が徳文くんについていいことばかりをずーっとお父さんに言って洗脳されたせいかもね、アハハハ』
「お茶、頂きます」
すっかり冷めたお茶だけど、のどの渇きを癒すには丁度よかった。
それから山形家でお昼ご飯をごちそうになった後、亜香里とつかの間のデートをした。
"スーツ姿のデートもいいね"って彼女ははしゃいだ。
寒いからコートを着てしまうし、あまり変わらないと思うけどね。
街に出て、ウィンドウショッピングを楽しんで、車の中でそっとキスをして・・・
夕方彼女を家に送り、自分は大和をダイちゃんの家に迎えに行って帰宅した。
『亜香里ちゃんのおうちに行ってきたんでしょ?お父さん、頑張ったの?』
大和の"頑張った"の論点がどこなのかは分からないが、とりあえず大和にとっては良い方向にはなったはずだ。
「亜香里ちゃんのお父さんお母さんに、亜香里ちゃんがここに住んでいいかどうか聞いてきたんだ」
『どうだったの?』
「OKが貰えたよ」
『やったぁ!お父さん、良かったね』