幸せにする刺客、幸せになる資格
夜になった。

東京の名所をいくつか見学し、レストランで夕食を済ませた私達はホテルの部屋に戻る。

ここの部屋は、入って左側のドアを開けるとツインのベッドが置いてある部屋があり、右側はトイレ、洗面台、お風呂。
通路を奥へ行くとさらにダイニングのようなテーブルがある。
椅子は4つ。

さらにその奥にキングサイズのベッドと大型のテレビ、ソファーがある。

短時間でいろいろ回ったのですっかり疲れた大和を手前の部屋のベッドに寝かせた。

『大和はぐっすり寝るタイプ。赤ちゃんの頃は夜泣きもほとんどなくて、夜にちゃんと寝て、朝ちゃんと起きるいい子だったよ』
「だから大きな病気ひとつしなかったのかもね」

ドアを閉めて、ダイニングに座りながらの会話。

―コンコン―

ノリがドアを開けると、健吾さんと玲奈さんが入ってきた。

『こんばんは』
『大和くん、もう寝てるよね』

と、静かに入ってきた。

『一緒に酒でも飲みたいところだけど、今日はそんな話じゃなくてさ』

健吾さんは玲奈さんをダイニングの椅子に、私達をソファーに座るよう指示した。
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