私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
クスッ
「いいや。裏切ったんじゃ無く俺が言わすように誘導してやっただけだ!」
そう言いながら笑みを零す兄。
「…何だと!?」
「観念するんだな。もう何を言い訳をしても無駄だぞ。
全て知っているのだからな」
「…くっ!!」
悔しがる八乙女先生。
私は、意味が分からずにボー然とする。
後で説明して貰ったら八乙女先生と市原先生は、グルだった。
高遠寺家のしきたりを知った2人は、遺産を手に入れるため手を組んだらしい。
とちらかに双子が出来ても山分けをすると言う約束をして
つまり…
八乙女先生は、私に気がある訳じゃない。興味があるのは…私の家の財産だけ
何だ…それもそうよね。