~これが私の生きる意味~
そう杏里と出会ったのは、今から2ヶ月程前。夜空に浮かぶ月も凍えるような、とある二月の夜の事だった。



俺は仕事を終えた後、高城にコンビニに寄ってもらいビールや、つまみを買いに来た。


適当にカゴに放り込み、レジで会計を済ませ、駐車場に早足で向かった。



何故早足だったかというと、連日のハードなスケジュールで、俺は疲れていた。



だから、早く家でくつろぎたかったんだ。




誰かが「待って下さい!」と叫んでいたのが聞こえたが、俺は自分が呼ばれたとは、この時は少しも思わなかった。
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