~これが私の生きる意味~
「あ、あの。」
俺がそんな事を考えていると、いつの間にかお茶を飲み終えた杏里が話かけてきた。
『ん?』
初めて杏里から話しかけてくれ、嬉しさのあまり頬が緩んだ。
しかし、その直後俺は現実を思い知る
「……あなた、誰ですか?」
軽くショックを受けてしまった俺は、固まる事しかできなかった
「…あ、あの……ごめんなさい…」
『いや、いい。ま、そりゃそうだよな…』
俺が一方的に知っているだけなんだと。杏里はあの時の事は覚えていないという事を…
まぁ、実際会って話たのは一言二言だ。忘れてしまったのもムリはないだろう…