赤い流れ星3




そして次の日。
私の嫌な予感は的中してしまった。
それは、朝食の場でのこと…



「ねぇねぇ、今日は三人でどこか思い出に残るところに行きましょうよ!」



タカミーさんの言う『三人』とは、もちろん、シュウさん、兄さん、タカミーさんのことだ。
でも、そんなの困るんだけど…
今日は、私、シュウさんに告白するんだから。
なんとかしなくちゃ…なんとか!



(……そうだ!)



「わ、わぁ、楽しそう!
わ、私も一緒に連れて行って下さい!」

「え~~~……」

タカミーさんは、びっくりする程、あからさまに反応した。
でも、ここで負けちゃいけない!



「そう言わず…」
「私もお願いします!」



(……え?)



どうして、野々村さんが…?
野々村さんは、おじいさんと一緒じゃなきゃいけないはずなのに…



「わしも混ぜておくれ。」

今度はおじいさんまで参加して…
……ん?ってことは、最初からおじいさんと野々村さんは示し合わせてたってこと??
でも、なんでみんなと一緒に出掛けたがるんだろう?



「もう~!なんでよ。
私は、三人で……」

「大勢の方が楽しいじゃないか。」

「うん、みんなで行こう!」

「え~~~……」



タカミーさんは嫌そうだったけど、シュウさんや兄さんがそう言うから不承不承、承諾し…
アッシュさんと慎二さんは家でゆっくりするってことで、結局、6人で出掛けることになった。
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