赤い流れ星3
『ルーチェ』は、このあたりでは有名なホストクラブになった。
シュウさんも、最近は、伝説のホスト、なんて言われてる。
もうおじさんと呼ばれる年齢になったけど、若々しいし、その反面、渋さも出てきて、かっこいい。
これは、惚れた弱みじゃないと思う。
凌も、かっこいいパパに憧れている。
シュウさんがホストだからって、色んなことを言う人がいて、凌が小学校に入った頃、シュウさんは本気でホストをやめるかどうか悩んだんだけど、当の凌が言ったんだ。
「ホストをやめないで!」って。
僕はかっこいいホストのパパが大好きだって言われて、シュウさんの悩みは吹っ切れたんだ。
『おみやげ、買ってきてね。(*ノω・*)テヘ♡』
私は、凌に返信した。
いろいろあったけど、私も私の周りの人も、今は皆、幸せだ。
「ひかりと結婚して良かった。」
シュウさんは、毎日みたいにそんなことを言ってくれる。
私みたいな何の取り柄もない女のどこが良いのか聞いてみたら、ひかりを好きになる魔法でもかけられたのかもしれないな、だって。
嘘か本当か知らないけど、私以外の女性には全く目がいかないって言うんだよね。
(不思議だなぁ…)
でも、幸せだから、それで良いか。
そんなことを思ったら嬉しくて、私は思わず微笑んでいた。
~fin.
シュウさんも、最近は、伝説のホスト、なんて言われてる。
もうおじさんと呼ばれる年齢になったけど、若々しいし、その反面、渋さも出てきて、かっこいい。
これは、惚れた弱みじゃないと思う。
凌も、かっこいいパパに憧れている。
シュウさんがホストだからって、色んなことを言う人がいて、凌が小学校に入った頃、シュウさんは本気でホストをやめるかどうか悩んだんだけど、当の凌が言ったんだ。
「ホストをやめないで!」って。
僕はかっこいいホストのパパが大好きだって言われて、シュウさんの悩みは吹っ切れたんだ。
『おみやげ、買ってきてね。(*ノω・*)テヘ♡』
私は、凌に返信した。
いろいろあったけど、私も私の周りの人も、今は皆、幸せだ。
「ひかりと結婚して良かった。」
シュウさんは、毎日みたいにそんなことを言ってくれる。
私みたいな何の取り柄もない女のどこが良いのか聞いてみたら、ひかりを好きになる魔法でもかけられたのかもしれないな、だって。
嘘か本当か知らないけど、私以外の女性には全く目がいかないって言うんだよね。
(不思議だなぁ…)
でも、幸せだから、それで良いか。
そんなことを思ったら嬉しくて、私は思わず微笑んでいた。
~fin.


