Only
「星野レイ。漢字で綺麗の麗って書く。あんたがあたしをイジメてたのは、一年生の頃」
「…!」
思い出した。
中学一年の頃。
同級生の男子7人ぐらいで、ある女子をイジメて遊んでいた。
星野麗。
髪はボサボサで、太っていた女子というのは覚えているけど、
顔はあんま見たことが無いから覚えてない。
俺はイジメに乗り気じゃなくて、イジメの現場を見ていただけ。
「やっと思い出してくれた?まあ、あれからかなり容姿が変わったから…思い出せないのも無理ないか」
星野がふっと蔑むように笑いながら言う。
「あたし、中学の入学式で光に一目惚れしたの。それで、イジメに遭った」