BULLET for MY VALENTINE
**
―――――一1年後―――――-
「何度言ったら分かるんだ!!私は間違った事は言わない!!考え直しなさい!!」
「何度言っても分からないさ、今のワーナーさんにはさ!!僕の気持ちなんか分かるもんか!!」
ワーナー家のリビングは怒声が飛び交っていた。ジャクソンとロイが、ソファーを隔てて睨み合っている。
原因はソファーの下に落ちている紙に有った。
細かい字で埋められ、下の方に大統領のサインが印刷されている。その紙がグシャグシャになって落ちていた。
「誰がサインしたんだ!?母さんか!?お前をあんな所に行かせるなんて一体何を考えているんだ!!」
「ワーナーさんには関係ないじゃないか!自分の家の事なんか……国なんかどうでもいいんだろ!!裏切者!!僕はそうじゃない。そうなりたくない!!だから僕は僕自身で決めたんだ!この国を守るって…それのどこが悪いんだよ!?」
その紙は……兵士志願書の合格通知だった。ジャクソンの知らぬ間にロイは兵士に志願していた。そして、見事合格していた。
戦争終結が間近なのも合わさり、連日演説で家を空けていたジャクソンは知るよしもなかった。