彼とバスケと私






「とりあえず、皆さんわかってると思いますが、余裕なんて一切ありません。
万全の状態で挑んで、食らいつきましょう!」




「「「おう!」」」





この光景を見ていた私以外のマネージャー3人が、



「美由って本当に1年に見えないですよ…」


「本当だよね。あの大人数の男どもをまとめてるし………」



「おそるべし、美由ちゃんね…」




と、私を尊敬の眼差しで見つめていたことなど、私は知りもしない……。





< 163 / 228 >

この作品をシェア

pagetop