小さい私のステキな彼氏
「春吉さん、クレープ食べませんか?ここ最近できたばっかりなんですけど、すごく美味しいんですよ!」
「クレープか、ここ数年食べてないな、今日はこのまま帰るし、たまにはいいね!」
春吉さん...どこかで聞いたことある名前とどこかで聞いたことある声....
「ちよ、早くしなよ」
「あ、うん!すみません、チョコイチゴを1つお願いします。」
私は後ろの方から聞こえる声を気にしながらもクレープを注文した。
「春吉さん、何にします?」
女の人の方の甘えたような声、それに返事をする男の人の声、凄く落ち着く声。
「はい、おまたせしました。チョコイチゴです。」
私はクレープを受け取り、少し離れたところで待っているののちゃんの所へ行こうとすると、