小さい私のステキな彼氏
「あれ?ちよちゃん?」
さっきから聞こえていた男の人の声...
私、呼ばれた?
そう思い声のする方へ振り向くと
「志島さん...」
志島さんと女の人がいた。
やっぱりさっき聞こえた声は、聞き覚えのある声だったんだ....
志島さんの隣には綺麗な女の人が、志島さんの腕に腕をからめている
彼女...やっぱりいるんだ...
そうだよね。志島さんかっこいいもん。
「久しぶりだね。今日は友達と一緒なの?」
「えっ、あ、、、はい。クレープ食べに来たんです。」
私ちゃんと笑えてるかな?
「ちよー、買ったんならはやく...?どうしたの、ちよ?」
「あ、ううん。知り合いにあったから少し話してただけ、じゃあ、志島さん。友達を待たせてたんで」
「あ、うん。またね...」
私はその場から遠ざかりたくて、ののちゃんを引っ張って早歩きした。