朝、起きたら5人の男の子と一緒に監禁されてました。

「うん、そうだね。そうだよね。」

隆太は、顔を伏せた。

「っ、」

こんな自分っ。

なくなってしまえばええんや!

「……俺達の罪は……軽そうで重いもの。……誰がやったか。それは俺達。
1つは、母親を見捨ててしまった罪。
2つは、軽はずみで言い人を殺した罪。
3つは、欲のままに動いてしまった罪。
4つは、心が傷ついたばかりにとった行動の罪。
5つは、周りの事に無関心すぎたてしまった罪。
6つは、これらを引きずっている罪。

7つは…………大切な子を傷つけてしまった罪。

……誰が悪いとかじゃない。
その行動をとった人が悪い。」

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