不器用な彼の愛し方《番外編完結》
嫌だ。嫌だ。
こんな感情にはなりたくないの。
泣きたくなんてない。
頼りたくなんてない。
弱くなんてなりたくない。
ーーーー駄目だ。
斗真と居ると、変な気持ちになる。
なのに。
.....斗真と居る事が心地よいと思っている自分がどこかにいて、そんな自分に嫌気がさす。
「無理なんかしてない」
「なわけあるか。無理してんのバレバレだ」
「してないよ。無理なんて」
そう。無理なんてしてない。
強がりでも何でもなく、無理なんてしてない。
私の体が、この生活についていけないだけ。
私の体が弱いだけ。