不器用な彼の愛し方《番外編完結》
「....私は、もっともっと。
頑張らなくちゃいけないの」
今まで以上に働いて、お金を貯めて
勉強して、努力しなくちゃならない。
私は、まだまだ努力が足りない。
頑張りが足りない。
自分に甘いんだ。
こんなところで、つまずいている場合じゃないの。
目を閉じて、確認する。
小さい頃に誓った夢を。
『....ごめんね、弱くてごめんね』
『ねぇ!お願いだから!』
ーーーー大丈夫。
夢を叶えるためなら、私は何だって頑張れる。
私の苦しみは、『あの子』の苦しみに比べたら豆粒みたいなものだ。