不器用な彼の愛し方《番外編完結》
「ここだよ」
お客さんが来た時のための部屋。
そこにはおばあちゃんの言った通りベットがあった。
私はその光景を見てほっと安堵した。
その理由は、ベットが2つあったから。
昨日は…ひ、とつのベットで寝たから、あれは心臓に悪い。
起きたら斗真の顔が目の前にあるとか、心臓止まる。
「お風呂どうする?斗真、先入る?」
「いや、あとでいい」
「そっか。じゃあ先入ってくるね」
着替えを持ってお風呂場に行く。
おばあちゃんがやってくれたのか、既にお湯が張ってある。
その中へそっと足を入れると、ポチャンと小さな音が静寂の空間に響き渡る。