不器用な彼の愛し方《番外編完結》
「寝る所なんだけどねえ、部屋はあるんだけど布団がお客様専用の洋室のベットしかないんだよ。申し訳ないけど二人でそこで寝てもらってもいいかい?」
おばあちゃんの驚くべき発言に固まる私をよそに、斗真はさらっと言う。
「俺は大丈夫ですけど…」
私をニヤリと見てくる斗真。
なっ…
「じゃあ、それでよろしくね」
おばあちゃんは私の意見はいかず、それだけを言い残し居間を出て行った。
…え?
二度目の斗真とお泊まりってこと…?
でも、正直なところ昨日の記憶はあまりなくて。
ブワッと顔が熱くなる。
「とりあえず、行くぞ」
ああ、変えられない嬉しいけど恥ずかしい現実を受け入れるしかないみたい。