サッカー王子と同居中!
相ケ瀬くんが自分のポジションのところへ行く途中、「おっせぇーよ!」と大塚くんが声を掛けていて
彼はそれに対して「悪りーな」と笑顔で答えていた。
試合が再開されると、すぐにまた選手たちはボールを追いながら走り出した。
試合時間はもう半分を切っている。
相ケ瀬くんが入ったから、ガラっと何かが変わったってことはないけれど
それでも1年生が1人増えたからか先輩たちはさっきよりも声が出てるような気がする。
後半戦もいよいよ10分に差し掛かった頃、相ケ瀬くんは相手のゴール近くでシュートを仕掛けようとしていた選手からボールを奪おうとしていた。
1対1でやっているうちに、周りの選手も加勢しようと寄ってきた時……
相ケ瀬くんは一瞬の隙をついてボールを奪うと自分のゴールの方に向かって思いっきり蹴った。