サッカー王子と同居中!



「ああ!次、試合が切れたらあの場所に行く」



「本当に?良かった……。



やっと、やっと出れるんだね。頑張ってね!」



あたしは笑顔で相ケ瀬くんに言う。



「おう、ここで絶対何か起こして決勝も出てやる」



相ケ瀬くんはそう言うと、くるっと前に振り向いて歩いて行ったんだ。



そしてピッチからボールが出て試合が停止されると、審判員が交代選手の背番号を示す「7」をボードを掲げた。



スタンド席からは相ケ瀬くんがベンチから出てきた瞬間、歓声だけでなく「キャー!」という学校応援で来た女子たちの黄色い声まで聞こえてきた。



相ケ瀬くんはピッチに入ると、交代選手の原田先輩から引き継ぐことをすぐに聞いて自分のポジションのところへと向かったんだ。









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