サッカー王子と同居中!



でもそれも相ケ瀬くんからしたら想定内だったのかあたしの腕をぐっと掴んだ。



「離して。みんな見てる!」



「うるさい。とにかくあのチョコは俺だけしかだめだから。



あの2人の先輩にあげたのが一番むかつくけど、他の部員にも絶対あげんなよ」



相ケ瀬くんはそう言うと、また振り返ってピッチに戻っていった。



「ケチ。せっかく作ったのに!相ケ瀬くんは女の子からもらうなんてずるい!」



本当は大きな声で相ケ瀬くんにそう言いたかったけど、みんながいたから小さい声でしか言うことはできなかった。



そして8時になると一ノ瀬先輩から終わりの指示が出てボールを片付けるとみんなは部室に戻っていった。



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