ラブ・カクテル
付き合いだして、もう3年も経つと言うのに、相変わらず仲の良いオーナーと恵理姉。


「お店終わりに、補導されちゃって」

「恵理から聞いて、心配したよ?」


なんて、言う。


これじゃ、オーナーもあたしの保護者みたい。


「すいません。でも好きな時間まで寝て居れるんで、あたしは結構嬉しいですけど」

「そんなこと恵理に聞いたら、怒られるよ」


オーナーは笑う。


「今日も脅されました。「次問題起こしたら、お店クビにする」って」

「恵理なら、言いそうだな」

「その時は、オーナーが何とかして下さいね」


あたしは、オーナーを見る。


「考えておくよ。そろそろ、オープンするか」


そしてオーナーは、グラスを拭いていた手を止めた。

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