ラブ・カクテル
そう、諦めた時、、、お店のドアが開いた。


「来ちゃった」


そう言い、カウンターに座る恵理姉。


そして、その隣に大和が座る。


え?恵理姉と大和は知り合いなの?


恵理姉の彼氏でないことは、100%わかる。


だってカウンター越しに、オーナーのことをずっと見つめているんだから。


「なんだ、翔(しょう)と一緒だったのかよ」


さっきまで他のお客様の相手をしていたオーナーが、こちらへやって来る。


「今、お店の前で会ったから、一緒に来たの」

「祐司(ゆうじ)妬いてんのかよ?」


大和は、オーナーのことを茶化す。


「うっせぇよ。翔こそ2日続けて来るなんて珍しいじゃねぇか」


大和がお店に来たのは、昨日が初めてじゃなかったんだ。

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