ラブ・カクテル
お店に立っている時だって、大和に会えたら、、、


なんて、考えていたくらい。


それぐらい、、、


昨日の今日で、あたしの中は大和でいっぱいになっている。


本当に大和は、あのお酒が持つ意味と同じだよ。


だから、あたしはあのお酒を大和に作った。


「理沙?」


俯いているあたしに、聞く。


「嫌じゃない」


どうしてあたしは素直に「行きたい」と言えないんだろう。


無駄に、意地なんか張って、、、


見た目だけ、大人になっていく。


それなのにあたしの心はまだ、子供のまま。


「なら、一緒に帰ろう」


それだけ言うと、あたしは大和に腕を引かれ、マンションへと向った。

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