追いかけても追いかけても


「由紀が怒ってくれるから私は大丈夫だから。それに最初からわかってたんだから」

うまく笑えたかな?
せっかくさっきは笑えたんだからここで泣きたくない。
どんなに悲しくても辛くても奏多に笑顔を見せていたい。

「落ち着いて。ここで騒いでも注目浴びるだけだからな」

直樹は場所を変えようと開いてる教室まで移動する。
それに黙って従う私たち。


「とりあえず、由紀の怒りもわかるけど落ち着けよ。奏多もあゆの目の前で八代のこと庇ったりすんのはどうかと思う」

1人冷静な直樹。
本当に雰囲気読めるいい人だと思う。

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