追いかけても追いかけても
そんな事を考えているうちに授業は終わってていつの間にかお昼になっていた。
いつもは4人で食べてたけど今日は八代さんが一緒に食べたいと言ってきた。
由紀は嫌そうな顔をしたけれど、私は黙って頷いて了承の意を示した。
由紀も直樹も奏多さえ驚いていたけれど誰も何も言わなかった。
八代さんは可愛い笑顔で「ありがとう!」とお礼を言って奏多の隣に座った。
自然な事のように隣に座る八代さんに受け入れる奏多。
胸が痛い。
いつも通りに笑える気がしない。
でも2人に変に思われたら嫌だ。
必死に笑った。
必死になんでもないふりをした。