追いかけても追いかけても


授業は席が自由なのでなんとなくいつも座っている席に4人で座っている。

この授業は奏多の好きだった人、八代麻里ちゃんも受けている。
なんとなく八代さんに目が行ってしまう。
今日もふんわり女の子らしくて可愛い。
パーマらしいクルクルした髪にクリクリの瞳、ぷっくりした唇。
あんな完璧な女の子がこの世にいるなんて驚きだ。

奏多はあの子の容姿を好きになったのだろうか?
いや、奏多は見た目だけで判断するタイプじゃないな。
まあ彼女は性格もおっとりしていて天然って感じだ。
そういうところに惹かれたのだろうか?

考えたってわからないのになぜか考えてしまう。
直接奏多に聞くことは怖くてできないくせに…
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