恋愛事案は内密に
バイトが休みの日にパソコンのスキルアップするために、派遣会社の行っているパソコン講座に申込み、講義を受ける。

帰り際、営業から戻ったとみられる担当の郡司さんに会ったが、あきれ顔だ。

「どうしてこんなに見つからないんですかね」

答えはわかっている。

きっと経歴と年齢がネックになっているんだろう。

「大丈夫ですよ。我々が見合う仕事をみつけますから」

そういって何度顔見せという面接を行って落されたかしれない。

今度こそ仕事をみつけないと貯金が底をつきそうになる。

やっぱり仕事辞めなきゃよかった。

そうすれば、まだ大和と仲が続いていたかもしれないのに。

別の人材派遣会社へ登録申し込みをしようとしていたところに、携帯の着信音がした。
< 12 / 297 >

この作品をシェア

pagetop