素直になります
それから俺達は少し場所を変えようって話になって空港の屋上みたいなところに来た


そこにあるベンチに二人で座る


『ねぇ…孝』

「ん?」

『今度はあたしから言おうと思うの』


俺は何を?と聞こうとしたがその前に優衣は立ち上がって俺の前にたった


そして


『あたしは…孝が居ないとダメなんだっていうことが孝と別れてからすごく実感した。あたしには孝が必要なの…。だから、あたしともう一度付き合ってください。』


お願いしますと優衣は俺に頭を下げた


「優衣……」

『ん?』

「別れるとき、泣いてたよな?ごめんな…俺が先走ったせいで泣かせたりして。……でもこれからは優衣のこと俺の一生をかけて幸せにするから……だから…こちらこそお願いします。」


俺はそう言って優衣が差し出していた左手を握った
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