湖都子のポエム2
さよならなんて言いたくなかった

明日があると信じていた
明日も会えると信じたかった
さよなら…なんて永遠に言いたくなかった

もうやめる
あなたから離れる
もう…何も考えたくなかった

むなしい…寂しい…
とにかく…もうダメ…
涙も出ないよ
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こんな電話聞きたくなかったよ。

アランに婚約者がいるのは、知っていた。でもね、親が勝手に決めた相手で、関係はない…って言っていた。婚約も甲斐性して…って、聞いていたのに…嘘だったんだね…

信じていたものがガラガラと崩れていく

アランの元婚約者から、電話がきた。「アランとの子供ができたから、別れてほしい」
言葉も出なくて、黙っていると、「別れて…」
と、低い声…
「もうアランには二度と会いません」
それだけ言って、電話を切った

仕事中のアランにメールを送るたった一言「さよなら」さよならなんて、言いたくなかったよ

アランの電話番号を着信拒否して、アドレスを消して、メアドを変えて…電話帳からアドレスを消した

もうあきらめる。見てるだけのほうがよかったよ。
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