思いよ、とどけ
先生は針を私の腕に刺した。


「………痛い?」


「いえ…全く」


「じゃぁ、水」


私の腕に水をかけた。


「冷たい?」


「冷たくない。」


「じゃぁ…これは?」


先生が私の腕をつかんだ。


「全く…感覚がないです。」


ぜんぜん掴まれてる感がしない…
< 100 / 170 >

この作品をシェア

pagetop