悲愛日記













暖かい、夢を見た。









祐がお花畑にいて。







私も祐の隣に座っていた。









ゆらり、ゆらり流れる小川が近くにあって。










暖かかった。











そこで祐は私に何かをいっぱい喋ってて。









最後に、何か私に囁いたんだ。









“_____、莉子”












肝心な言葉は聞き取れなかったけど、夢の中で私は幸せそうに笑っていた。











そして最後に、小さなキスをした。













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