食卓
「…私、おかしいよね。

笑っちゃうね。ホント…

馬鹿みたい」




「…」




腕の中で泣く私の頭を

お父さんがそっと撫でる。

頭に感じる温もりは

家族のそれと

なんら変わりは無かった。




血より強い何かが

私とお父さんを結ぶ。
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