食卓
缶コーヒー
月曜日。
午前六時の食卓。
テーブルには
三つのご飯と
三つの味噌汁と
三つの納豆。
三つ。
三つずつだった。
笑顔のママ。
意表をつかれたようなお父さん。
同じく私。
「ミサキ、
もう出掛けちゃったみたい」
ママの苦笑いが
切ない。
私とお父さんは、
そっか、と
気のない返事をした。
午前六時の食卓。
テーブルには
三つのご飯と
三つの味噌汁と
三つの納豆。
三つ。
三つずつだった。
笑顔のママ。
意表をつかれたようなお父さん。
同じく私。
「ミサキ、
もう出掛けちゃったみたい」
ママの苦笑いが
切ない。
私とお父さんは、
そっか、と
気のない返事をした。