乱華Ⅱ





…はい?
私の耳大丈夫?
今こいつ何て言ったの?




目の前で何事もなかったように、ブラックコーヒーを飲む颯人。



私の耳が壊れて無ければ、いま颯人はおかしな事を言ったけど…




おい、ちょっと待て。




「…いやいやいや。颯人こそ何言ってんの?目ぇ大丈夫?」


「…あ?」



え、なんでここであ?って言うの?
なんでそんな不機嫌そうなのさ!!




そんな鋭い目で私の事見るのやめてくれる!?
心臓に悪いんだよ。颯人のその射抜く様な瞳は。




「なんかさぁ…みぃ〜んな目が節穴だよね」



あ、私の目は節穴じゃないですから。
颯人はちゃんと綺麗ですからね。
そこんとこ誤解のなきようお願いしますよ。


一応心の中で付け足しておく。
だってあの目で見られるの怖いもん。





「…んだと?」


だけど私のそんな心境颯人が知るはずもなく、眉を僅かにピクリと動かし明らかに、ドスの効いた声を出した颯人。




ちょっと!だからなんで不機嫌なの?
総長様の威圧感を私に放たれてもどうすることもできないよ!!






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