乱華Ⅱ
クッと喉の奥で笑って煙草の火を消す。
そして私の方へと視線を向けてきた。
…なにそれ。
どーゆう意味なわけ!?
私の顔がおかしいのかなんなのか、僅かに口の端しが上がっている颯人。
え、なに?バカにしてる?
自分でもわかるくらいにムスッとした顔をして、ケーキにフォークをぶっすりと刺す。
ケーキに八つ当たりしたって意味ないのに。
「…ちげぇよ」
「何が?」
「お前何勘違いしてんだよ」
テーブルに頬杖ついてはぁと一息ついて、気だるげに私を見る颯人。
勘違い?勘違いしてないじゃん?
私みたいなケバい女に、外見の事なんて言われたくないって事でしょ?
弁解があるなら言えよ早くと言わんばかりに、颯人へと鋭い視線を向ける。
「お前の顔の方が綺麗だろ…嫌味か」
「………は?」