スヴィエート王国





もういっそ、このまま私も死んでしまえば…。





そう思った。




ママとパパを失い、残された私に生きる喜びなんてある訳ない。




パパ以上にすきな男なんていないし、ママみたいに何でも話せる人もいない。



小さい頃通った、読み書きの学校ではいつもひとりぼっちだった。



近所の同い年くらいの子も、私と遊ぼうとする人なんて1人もいなかった。



理由は、性格が無理。ただ、それだけ。





だけど、家ではいつも私が1番になれた。


ママとパパは、一人娘の私に愛情を注いで育ててくれた。



お洋服も、おもちゃも、何でも欲しいものは全て手に入った。





ママとパパさえいれば、私は何も必要としなかったのに…。








それを失って、残されたものは何??



私は孤独なんだよ?



なんでママとパパは、私を置き去りにして仲良く天国に行っちゃうの??




私もそっちに行きたい。




誰か、殺してよ…。




お願いだから、もう休ませて…。




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